チラ裏備忘録

考えたことを忘れないうちに。アイドルのこととか (@J_kiku7)

好きな人が結婚した

 

 

なんとなく、加藤さんに対して“自担”“推し”という言葉が当てはまらなくて、今回の件で「好きな人」だったのかなとハッとした。結局この気持ちって失恋のそれなのでは。


2018年の、例の事件があったときに「加藤さんに依存しすぎている。リスク分散のためにちゃんと恋愛をしなければ」とこのブログにも書いていたけれど、この6年間特に何も進展がなく終わっている。

 

結婚ってなんだろう。

 


私はバイセクシャルだ。

とは言っても恋愛感情が強いわけではなく、マジョリティの皆さんが異性に対して100%の恋愛感情を持っているとしたら、私の場合は異性:50% 同性:50%くらい。

異性より同性の方好きだけれど、マイノリティとして生きていく覚悟が持てるほどではない。

高校を卒業して大学進学したように、就活して正社員として就職したように、結婚して子供を産んで…と人生ゲームのコマをマジョリティの皆さんのように進めたいのだ。

 


そんな気持ちで街コンに参加したからか、出会った男性との3回目のデートで「肩書きでしか見られていない気がする」と言われ、これ以上お互いに会うのをやめようと話し合って決めた。

むしろ肩書きに関しては全く興味がなかったのだけど、人として好きになろうと頑張って質問しすぎたのがダメだったのだろうか。

手を繋いでも何の感情も湧かなくて申し訳なかった。すごく良い人だったのに嫌なこと何も言われていないのに、普通のLINEのやりとりをするのがとても苦痛で毎日泣いていた。

 


クィア映画を見ても辛い。

差別に苦しみながらも愛し合う2人を見ていると「私はこうはなれないんだ」と泣けてくる。もしかしたらアセクシャルに近いのだろうか。それは自分でもわかっていない。

「良い人に出会えてないだけだよ」と自分に言い聞かせているけれど、またうまくいかないんじゃないかと次の一歩を踏み出せずにいる。

 

 

 

多くの加藤さんのファンは、おそらく加藤さんに対して「私と似ている」と感じていたと思う。

休日の過ごし方から、何から何まで赤裸々に教えてくれている(ように感じさせてくれる)から、まるで友達のように感じさせてくれたし、「この人は私だ」と思わせてくれた。加藤さんの魅力のひとつだと思う。

少なくとも私は勝手にそう感じていた。

 


趣味が多くて、1人でも楽しそうな加藤さん

この人は、結婚しなくても楽しく生きられる人なんだろうなと思わせてくれていた。

だからこそ、結婚したということに驚いて、そして私と違う人間だったということに気づいて、勝手にびっくりしてしまっているのだと思う。「そっち側」の人だったんだ。

 


全てを教えてくれているように感じさせてくれていたから。当たり前だけど加藤さんには知らない部分があって、それは私がほしいけど持つのが難しい感情で。好きな人が結婚したのが寂しいのか、結婚したいと思う人がいることが羨ましいのか、よくわからない感情がまだ心にぐちゃぐちゃと渦巻いている。

 


ただ、アイドルを応援することは人生のスパイスであって、主食ではない。何がどう転んでも会うことすら叶わない人に、失恋の気持ちを引きずって辛い思いをするのは本当に無意味だ。

気持ちを切り替えて自分の人生を歩かないといけない。

そう自分に言い聞かせているけれど、何も立ち直れないまま1週間がすぎてしまった。

 


私は今 28歳で、今年29歳になる。

友達は片手で数えるほどしかいないけれど、ほとんど結婚してしまった。

両親は今年で60歳になる。両親は夫婦仲が良く、私も2人のことが大好きだし、私の結婚も良い意味で諦めてくれている。

趣味が多いので毎日が楽しいけれど、先の人生を考えると心が暗くなる。親が死んだら、私のことを心から心配してくれる人はいなくなるんだと思うと怖い。

頑張って婚活する気力はないけれど、1人で生きていく覚悟もない。人生のパートナーがいたら素敵だなとは思う。

 


あるブログでシェアされていた新聞記事を読んだ。

産む、産まない、産めない:「子供欲しくない」には理由が必要? 婚活やめた女性からの伝言 | 毎日新聞

同じではないけれど、似たような気持ちを持つ方の話を読んで泣いた。

私は1人ではないのかな、と少しだけ勇気をもらった。

 


まだ加藤さんの出ているコンテンツは見れないし、結婚したんだなというショックは癒えていない。

どうしたらいいのかもわからない。人生の行き先は暗いままだ。

ただ、こうやって書くことで、世間に公開することで、何か変わることもあるのかな。

 


私は私が書く文章が好きなので、辛いときにこれを読み返そうと思う。

 

3/13 追記

小山さん結婚おめでとうございます。

なんかコヤシゲぢからに圧倒されて、私の悩みなんてちっぽけに思えました。吹っ切れました。これからもコヤシゲがコヤシゲでありますように

(これからのNEWSが楽しみという)お気持ち表明

私もいっちょお気持ち表明ブログ書いとくか!ということで1年ぶりに更新することにしました。

まず結論から言うと「3人のNEWSに期待しかない」というのが現在の私の“お気持ち”です。

彼の脱退が発表された日は涙が止まらなく、ほとんど寝られないまま仕事に向かい、仕事中も思い出して泣きそうになっていましたが。4日経った今、その悲しい気持ちはほとんど残っていません。

なぜあの時私は悲しかったのか

逆になぜ今私は悲しくないのか

自分でも疑問に思ったのでまとめてみようと思います。

 

 

 

まず、あのライブ配信を見たNEWS担のほとんどが「ああ、ちゃんと彼はもどってくるんだろうな」と思わされたんじゃないだろうか(主語がでかい)。彼が1番大切にしていた歌の力をものすごく感じて、無声のクローバーとURに何かのメッセージを強く感じて。活動自粛時に更新されたWebのこともあったからかもしれない。『あらゆる思いが、彼に届くことを祈っています』 という言葉。あ、届いたかもしれない。これほどのパフォーマンスなら、彼に届いたかもしれない。彼は自分で気づいたかもしれない。緊急事態宣言が解除されて、ほとぼりが冷めたころに戻ってくるんじゃないか。再開したSTORYのライブでまた泣いて謝って……それで元通りだと。

確証はないにしても、きらめく小さな希望の光を握りしめて眠りについたことを覚えています。

そんな昨日の今日で、脱退。

上げて下げられた気分。ちょうど行くはずだった東京ドーム公演日ということもあり、泣くほど悲しくなったのかなと。私はNEWSのライブが大好きで、特にNEVERLANDからのコンセプチュアルライブシリーズが大好きで、その集大成であるSTORYが観たくて観たくて、それが観られないかもしれないという喪失感も大きかったのかも。

 

 

じゃあ逆にその悲しみの気持ちが冷めたのはなんでだったのかな、と考えると、そもそも辞めた彼にそこまで執着がなかったのかな、と(彼のファンには申し訳ないですけど)。私は自担至上主義な部分があるので、結局加藤さんが関わっていなければそこまでのダメージはないのかもしれない。2年前の方が辛かったのはそこが大きい。私がNEWSに求めるもの、好きな部分を考えると「NEWSとして加藤さんが作る作品」「加藤さんが歌う楽曲」「NEWSの楽曲」「ライブ構成・演出」「ライブパフォーマンス」「ライブグッズ」というところで、彼が辞めることで何が失われるかなと思うと、そんなにないんじゃないかなと。いや、4分の1なのだから、歌とか雰囲気とかキャラクターとか大きく変わるとは思うんですが、ライブの演出の大部分を考える2人は残っているわけで。舞台裏の全てを見ているわけではないので、彼がどこまでライブに関わっていたのかはわからないけど、ドキュメンタリーを見た範囲では歌と音響なのかなと思っていて。その部分は大事だけど私の中ではそこまで大きくないなと。彼がいなくなることでNEWSの形が変わることは確実だから絶対いた方がいいけど!そこは大前提なんですけど!でも私の優先順位を考えるとまあ…という感じ。

あとは直後に出た彼のツイッターアカウントに引いてしまった。結局ここなのかも。辞めたい人が残っていても不健康だし彼の人生だしというのはわかるけれども、時期を考えて!そういうことも分からないくらいな人だったのかなあと失望してしまった。そもそも今回のことも一社会人としてこの自粛期間に会食などをしてはいけない、会社からの通達であれば尚更という感覚が私にはあるので、それを分かってほしかったのかもしれない。会社の方針と合わないから辞めるのは当然のことだと思うけど、プロジェクトを途中で放り投げてまでのことなんだろうか。STORYのパンフレットを読めば読むほどわからなくなる。そんなに思入れがあったのに、なぜ?そもそも何か新しいことをやるにしても、会社のルールを破って、プロジェクトを放棄した人の信頼とは?その辺は今日の会見でわかることなんだろうか。YouTubeチャンネルのロゴのシンプルさも「良い」とは思えなくて。もうなんか、好きにして。やりたいことをやればいい。でもこういう形で手放したのだから、見えないところまで飛んで行ってほしい。抜けたチームのことなんて忘れて、自分の力だけで進んでいってほしい。

 

 

3人のNEWSに期待しかない、というのは「4人の時よりも良い作品が生まれる」という意味ではなく「3人になってもNEWSはNEWSなので、今まで通り良い作品を作ってくれるだろう」という期待です。

“4”をキーワードにした楽曲もたくさんありますけど、これからNEWSの4人目はファンなので。NEWSの♡として、ファンが入るので!!

「4人のNEWSが認められてきたのに」なんて言うだなんて。認められる認められないとか、そういうことではなく!人数がどうなろうがNEWSはNEWSなので!!実際3人の配信ライブはめちゃくちゃ心動かされて、ないはずの希望が見えるほどで。それってめちゃくちゃ素晴らしいことじゃないですか!?

もう3人とも歌はうまいし知名度も上がってるしキャラも立ってるし顔は綺麗だし、スキャンダルの心配が減る分CMとかもできちゃったりして?!なんて、ワクワクしてたりします。

 


でもやっぱり彼を嫌いになりたくない。会見で失望しませんように。心配事はそのくらいです。

舞台「WILD」観ました。

 

舞台「WILD」観ました。

 

何か問題提起というか、考えろと言われていることは伝わるけれども、それが何なのかは靄のように掴めない。そういうもどかしさがずっとあるような舞台だった。

ただ、「考えないといけない」というのはすごく感じて。たしかに抽象的というか観念的で、分かりやすくやろうという意図は全くない。でも「難しくてよく分からなかった〜裕翔くん可愛かったね」で終わっていいものじゃないことはすごく感じた。

 

事前に映画「スノーデン」を観たのでアンドリューがどういうことをやったのかというのは理解できたけれども、映画はエド側で描かれた話で、良く描いている印象で、WILDはその逆側の(とまではいかないにしても、少なくともエド側ではない)立場から描いたのかなとは思った。アンドリューは何か失敗をした、選択肢を間違えた、そういうマイナスな印象を得るような演出だったので。なので「スノーデン」の目線しか知らなかった自分としてはすごくアンドリューに感情移入をすることができたかなと。あの混乱した感じ、ざわざわした感じの没入感がすごかった。

 

この作品をグローブ座の、ジャニーズ主演の舞台としてやったことにもったいなさを感じていて。俳優を使えとかそういうことでなく、ファンでしかチケットが手に入れられないような舞台だったということが。常日頃からあの事件について考えていたり、関心があった人が見たらどういう感想を持つのかが知りたい。全く触れないような人が考えるきっかけになるというのはすごく効果を感じるけど。

そういう面では「マーキュリーファー」を観た時と似たような印象があるかもしれない。俳優目当てで観に行って、内容で殴られるような。でもWILDはそれを狙うにはやっぱり抽象的すぎるような気もする。

 

ただ、本当に、思考停止をしちゃいけないなと感じた。すごい舞台でした。観て良かった。

ゼロ 一獲千金ゲーム 3話 感想

 

 

大好きなクォータージャンプ!!めちゃくちゃ面白かった!!!

 

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 2話の感想はコレ↓

chiraurab.hatenablog.com

 

3話はクォータージャンプ後半戦!カズヤとの対決の話でした。

今回も例によって原作を追いながらドラマを見たんですが、やっぱりベースは原作通りのセリフの数々でめちゃくちゃ嬉しかった!!

でも丸々そのままという訳ではなく、きちんと映像でも分かりやすいように言葉を足したり、キャラに合わせて微妙に語尾を変えたり…いかに原作の味を失わずに、実写として良くしようとしているのが伝わってきました。

 

あとグッと来たのは「信用ないんだな、オレ……」のときのカズヤの顔!

ただの同級生でクラスも違う、酒池肉林・豪勢な王の人生のために参加していた原作山口とはまた違う側面のアレンジが絶妙でした。

やりすぎな騙しだとはカケラも思ってないドラマのカズヤ。知り合いではなく「友達」と零が言うほどの関係だったカズヤ。

「信用ないんだな、オレ……」という言葉が零にとっての否定できない言葉だと分かって言っている、これで零は飛ぶと分かっている顔!零は自分を信じて疑わないと分かって言っている顔!!

 

原作の零だと、最初から薄っすら疑っているから(「疑念が確信に」って言ってるし)最後の確認で靴紐を解いているように感じるけど、きっとドラマ零は偶然靴紐を踏んでしまうまで、本気で信じて飛ぼうとしていたんだなあ…友達だから…

「落ちろ、地獄に」じゃなくて「飛んで来い、地獄に」なのも、零がただ下に落ちることが目的じゃなく、零の失敗=自分のところに来る、来てほしい とも読み取れるのがつらい。

でもきっと零は、偶然靴紐を踏んで「しまった」と思ったとき、見えてるはずのカズヤが「どうした?」と言ってしまったから、そこで気づいたんだろうなあ。それであんな、試すようなことを……

というか、飛ぶのやめた零に「あ?」って本心の声が出ちゃうカズヤ!!そういうとこだぞ!!!

 

やっぱりカズヤは、零に軽蔑してほしかったんだろうな… スナオ氏がリングのことを零に報告したように、カズヤは零に怒ってほしかったんだろうな…

なぜ最後にカズヤが「生きろ」と零に言ったのか、カズヤの回想やモノローグが無いのでハッキリとは分かりませんでしたが、「また、一緒に泳ごうよ」で、向井さんの「あなたとはもう泳げません」がフラッシュバックして、写真を見たのかもしれないなと思いました。

「過ぎし日は青春」

劣等感まみれだったかもしれないけど、あの頃はたしかに青春だったと思い出して、またあの頃みたいに、と思えたのかな、、

 

こうやって想像の余地を残してくれているのもめちゃくちゃ最高だし、最後のスナオ氏とのやりとりで「なぜ零はカズヤを許せたのか」という答え合わせにもなっていて、脚本すごいな!?

あとやっぱり加藤さんの泣きの演技が凄すぎる。目がちゃんと赤いし溢れ方もリアル…というか本当に本気で泣いているのかもしれない。顔だけの演技、凄まじい。

加藤さんの声がめちゃくちゃ好きなので、心の声ベースなのも嬉しかったです。語り、上手いなあ。

 

後半はセイギも出るしオリジナル要素強めかな?と思ったけどここも概ね原作通り。個人的に、物干し竿鏡とマジックハンドが実写で見るとシュール度が増して面白かったです。

やっぱり原作より在全おじいちゃんがシリアス度高めというか、きっとラスボスなんだろうなと思えるような、凄味が感じられます。お茶目じじい要素は代わりに峰子がやっていくのだろうか。峰子…愛人いたりする??

 

個人的原作零くんの好きなセリフは軒並み17歳感のあるものばかりなので、ドラマでは1つも言ってくれない!!

ちなみに「黙りだったじゃん お前……」と「今ちょっと フワフワした気分……」でした。

28歳零くん、語彙がめちゃくちゃ増えて詩的になっててそれはそれで良い!好き!!10年の貫禄!!

 

やっぱり3話もめちゃくちゃ面白かったです!!

そして原作を読んでいるからこそ、4話の予告にビックリで!!!!

え!??零が水槽に入るの!?!!というか、そういうチームなの!?!!?え?!!?

来週こそ、オリジナルの要素強めで、原作既読組にもドキドキな展開で!!もうめちゃくちゃ楽しみで!!

自担の主演ドラマが面白くてよかったな〜と心底思いました。

来週が待ち遠しい!!

 

そしてどんどん小山さんと手越さんの役が分からなくなってきた!これも楽しみです!

 

 

賭博覇王伝 零 2

賭博覇王伝 零 2

 

二等辺三角形は2巻!

 

ゼロ 一獲千金ゲーム 2話感想

 

 

NEWS加藤シゲアキ主演のゼロ 一獲千金ゲーム、2話見ました!

いや〜〜 1話も面白かったけど、2話もちゃんと面白かった…!!

 

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1話の感想はコレ↓

chiraurab.hatenablog.com

 

クォータージャンプ、原作賭博覇王伝零の中で個人的に一番好きなゲームです。

あの零くんが、何もわからないまま連れて来られて下を覗いて「マ…マジかよ…!」って言うんですよ!!あの零くんが!!

1話での感想でも書いたんですけど、「みんなを守らなきゃ 俺なら守れる」な零くんの、極限状態に見せる人間らしい焦りや恐怖や戸惑いが大好きなんです。

クォータージャンプの冒頭なんかはそれがバッシバシに出ててめちゃくちゃ好きです。「何だ…?これ…?」「ぐっ…!」「マ…マジかよ…!」動揺しまくり零くん。

その後の「50点…!」な無双モードもめちゃくちゃカッコよくて好きです。とにかく好き。

 

ということでドラマも楽しみにしていたんですが、ドラマはこれだけじゃない!

なんてったって山口カズヤがまっすー…!!

スピンオフであんな過去や零への確執、歪んだ感情を見せられたらもう…… 原作抜きで、ドラマとしてもドキドキのワクワクでした。

 

ドラマ本編の前半部分はオリジナル展開。原作のゲームをカットしてクォータージャンプへ繋げるための伏線という感じでしょうか。違和感なく、綺麗に繋がっててビックリしました。

クォータージャンプをやらせるための流れ作りだけではなく、ドラマオリジナルのセイギくんの立ち位置や後々大変なことになりそうなスナオ氏のリングをチラ見せしつつ、メガネと小銭でクォータージャンプへの伏線も撒き…

いや、脚本すごくない!?天才か!??

 

零目線で進むからか、漫画とは違って壁の向こうのネタバラシが無いのも、ハラハラドキドキ感が増して楽しかったです。

ドラマがどこまで原作通りやるのか分からないので、一緒になってハラハラできました。

あと、原作にない、零のモノローグ(心の声?)が回りくどいというか、妙に文学的というか、なんとなく福本作品っぽさ(詳しくないので、なんとなくなんですが!)を感じて好きでした。

「仲間を疑う…?いや、これは動揺…!言わば風に揺れる心の水面…… ならば、風の動かない水底…胸底の思いを語るのみ…!」

「また…相手は…友っ…!!」

って感じで。

 

 

今回は大好きなクォータージャンプということで、原作を読みながらドラマ2週目を見ていたんですが、原作通りのセリフが多々あり、それにも感動というか。

大きく変わったように感じても、本質はブレてないなと漠然と感じていたのは、こういった原作通りのセリフにあるのかなって思いました。

そして同じセリフなのに、ちゃんとドラマらしくなっているのもすごいなって。

 

あと、加藤さんの顔の演技!!

サングラスだと目隠し感が薄くてわかりづらいかもなあと思っていたので、完全に顔を覆い隠すとは!!

覆い隠したら顔分かんないじゃん!って思ったら暗闇に顔だけの演出をするとは!!

後半はほぼ加藤さんの顔面。でもちゃんと見られる。見られるどころじゃない。顔の美しさもさることながら、目線と表情の演技がすごくて零の焦りや戸惑いがガンガンに伝わってくる。自担の贔屓目もあるかもしれないけど、加藤さんの顔の演技めちゃくちゃすごくない!?すごい。

 

そして山口カズヤ……

スピンオフを見てる人には「良い人の演技してる… 零騙されないで〜!」ってなるし、見てない人には「良い人そうな友達いたんだね〜」ってなる。どちらにしても美味しい。

まっすーのほわほわの顔と声の良さがすごく出てる、めちゃくちゃ当たり役だなって思いました。

だってあんな、鉄パイプで助けに入るところ見たら「良い人なんだな〜」って思っちゃうもん!!

そしてキャラが掘り下げられ、原作の山口より零との関係が深い分、来週の展開が未知数で、濃いものになりそうで、楽しみすぎて震える…

原作の17歳山口と違うのはやっぱり28歳ということで。原作の見破るキーポイントになった「切っちゃえよあんなの…!」がない。大人だから迂闊なことやらない。怪しまれない。

でも17歳山口にあった「そりゃあ…やりすぎ この騙し」という感情はきっとない。10年分の拗れがあるから。落とそうという気持ちの重さが違う。

富や名誉が欲しいわけじゃない、ただ零を落としたい 28歳山口…零を落としたとしても君はきっと幸せになれないよ…しんど…

 

というかあの集合写真のキツさもすごかった。きっと神懸かり的で鬼みたいに秀才だった零くんはクラスメイトとはしゃいだりするタイプじゃなかったかもしれない。それでもちゃんとみんなの輪に入って微笑んでいる。きっとカズヤの職場に来た向井さんみたいに、自分を後回しにしてみんなを助けたりしていたんだと思う。同窓会での石井ちゃん(が演じてた彼)が「零がアンカーだったら勝ってたよな」って言っていたように、実力も凄かったかもしれないけど、きっと自分の練習時間削ってまでちょっとぽっちゃりな石井ちゃん(が演じてた彼)にフォームを教えたりしていたのかもしれないなあとか思えてしまって。やっぱ零ってすげえなってなってたのかなって。

カズヤは和やかな同窓会でチクッと嫌味を自然に言ってしまうような人で、高校時代もそれこそ原作山口のように「あんなのと組んでどうすんの?切っちゃえよ」って言えてしまうような人だったのかな〜とか思ってしまった。原作山口は普通クラスだったけど、ドラマ山口は同じ特進クラスのしかも2位なら実力も確かにあってそういうこと言っても誰も表立って文句とか言わなかったんだろうなあとか。零以外を下に見て冷笑して取り巻きはいたけど友達は……

でも零は「無理すんなよ」って言うし「友達」って言うし本気で思ってそうだし、アンカーももしかしたら代わってあげようと思って辞退してしまったのかもしれない。それが山口のプライドを傷つけるとは知らずに…

いろんな人がすでにツイッターでも言っていたけど、零を殺してしまってもカズヤは幸せにはなれないし、一生零の幻覚につきまとまれて苦しみそう。でもまた零に勝てなかったってなるのも辛いだろうし…ううっ…

 

次回予告的に、来週もドラマオリジナルの展開(しかもめちゃくちゃアツい!!)が多そうで予想がつかない状態でめちゃくちゃ楽しみです!!

「一緒に泳ごうよ…」が予告の時点でめちゃくちゃ泣ける。加藤さんの泣きの演技、目が真っ赤で痛々しいほどリアルでグッと惹きつけられます。ほんとすき。ヨシノリ先生で感じた、切迫した演技の迫力がパワーアップしているような。

そしてセイギがどういう動きをするのかも原作にはないので、これも楽しみ!

原作を読んでいてもハラハラドキドキが感じられるし、原作の好きな部分も失われない。

いやほんと、脚本の人天才か!?

 

テンポが悪いという感想も今週も見ましたが、そりゃあ自分のペースやスピードで読める漫画と、どんどん進んでいく映像のドラマとじゃあ同じようにはいかないでしょう と個人的には思います。

漫画なら、分かりにくい設定や推理があってもページを戻って読み直せるけど、リアルタイムで進んでいくドラマじゃそれは無理。

原作をすでに読んでいる人にはテンポが悪く感じるかもしれないけど、それはもう読んで知っているからなだけで、初めて見る人にも分かるように丁寧に進めた結果がこれなんじゃないかなと。

原作を読んでいても「ちょっとゆっくりかな?」くらいのテンポ感だから、そこまで遅すぎるって訳じゃないかな〜とは感じました。

 

ってことで来週も楽しみです!!

小山さんと手越さんは何の役をやるのか… 村上と小太郎かな〜とは思うけど、スピンオフやれるかな?全く想像がつかない!

 

主題歌「生きろ」良すぎるからCD出てほしいな〜!!

 

 

賭博覇王伝 零 3

賭博覇王伝 零 3

 

やっぱりクォータージャンプの3巻が大好き!!

 

 

ゼロ 一獲千金ゲーム 1話感想

 

次は加藤シゲアキ主演ドラマの感想を毎話欠かさず書けたらいいなあ!

と私がブログに書いたのは、1年とちょっと前のことでした。

chiraurab.hatenablog.com

 

ついに、その時が来た!!という感じです。

ゼロ 一獲千金ゲーム!!

www.ntv.co.jp

 

今までちょっと避けてた系統の漫画だったんですが、ドラマをやると決まった直後にkindleで一気読みして零くんに惚れてしまいました。好き…

まずあのカワイイ顔…ほとばしるカリスマ性…そして思いの外 荒めな口調…カリスマ性の中で見え隠れする17歳感…

ちょっとラストにショックを受けてギャン鬼編はまだ読めてないんですけど、めちゃくちゃ零のことを好きになってしまって、ドラマ化ってどーなの!?とまで思ってしまう本末転倒ぶり

 

でも、そんな不安を吹き飛ばすくらい面白い1話でした!!

 

カリスマ天才美少年がうだつの上がらない塾講師って!?と最初はなったんですが、あのほわっとした語尾と少しズレた発言とかの得体の知れない感じがやっぱり零だな〜と。

すりガラスからひょこっと顔出してニコッと笑うのとかもうめちゃくちゃ原作零くんじゃん…!!ハハハ ばれちゃったか それっ…の零くんじゃん…!!

個人的には、義賊をやらずに10年間普通に生きてきた零ってこういう感じなのかもしれないなと納得できました。

確かに1話は拡大版のためかちょっと尺が長すぎるというか、テンポが悪いようにも感じました。零は天才なのに、考える時間長すぎる!とかも言われてましたが、私はそれはそれで良かったかな〜なんて思ったり。

原作零のたまに出る年相応なところや人間臭いところが好きなので、あのドラマ零の長考や自分の答えにハッキリ自信が持てていないところに良さを感じました。

あと、原作零は標以外みんな歳上状態だったのに対し、ドラマ零の仲間は歳下。しかも先生。あの柵を飛び越えて行くシーンとか、「原作零が大人だったら、こういう行動するだろうな」というイメージから外れていないというか。そういうところに好感を持ったのかもしれません。

 

 

雑誌のインタビューとかで加藤さんがしきりに「ドラマならではの」「原作と違うところも」と言うので、どれだけ改変されるんだろうとドキドキでしたが、幹の部分は変わらずに枝葉の部分を映像化に合わせている感じで、本当に面白かった。

NEWSと賭博覇王伝零、両方への愛をバシバシに感じたというか。

2話以降もこのまま面白く進んでほしい!!

でもラストの展開的に、ずっと原作ベースに…とは言ってられないのも分かるので、オリジナル展開も納得できるような説得力があったらいいなと期待しています。

 

2話はついにクオータージャンプ!早くない!?

Huluのスピンオフも見たんですけど、山口がそのまま大人になったらこうなってたのかもしれないな…とまた思えるような感じで。17歳だったらそりゃあ「悔しい〜!酒池肉林〜!」ってくらいだろうけど、28歳だもんね…。零はそのカリスマ性でいろいろな人を狂わせてきたんだなあ…。

 

原作クオータージャンプで一番好きな零くんのセリフは「けど…黙りだったじゃんお前……」です。

この口語っぷりがめちゃくちゃめちゃくちゃ好きです。

普通の書き文字ならどうしても「けど、お前黙ってたじゃん」になりがちなところを、一番強く感じていただろう「黙っていた」という部分を頭に持って来て、しかも「だんまり」に変えるという、リアルに17歳が喋ってる感!!

福本作品はセリフのパワーが凄いなと思います。漫画でこんなに口語的なのすごい。

ほわほわ敬語なドラマ零も好きだけど、やっぱり荒々しい口調の原作零が大好きなので、同級生山口カズヤに対して出してくれないかな!!

 

手越さんと小山さんが何の役をやるのか楽しみだし、原作のどのゲームをドラマでやるのかも楽しみです!!

加藤さんの主演ドラマが面白くてよかった〜〜!!

 

 

賭博覇王伝 零 3

賭博覇王伝 零 3

 
BLUE(通常盤)

BLUE(通常盤)

 

 



 

思ったこと

 

 

今回の件で、自分の趣味に対する気持ちの重さを改めなきゃなと実感した。今から1週間前くらいに音声が流出したことを知って心の底から恐ろしくなった。社会人になって、辛い時の心の支えは全てアイドルだった。ファンがいくら「それでも好きです、応援します!」と言ったところで、事務所や本人が「辞めます」と言えば無くなってしまうんだな、と実感したというか。ロスってこういうことなのかなとか。めちゃくちゃ好きの気持ちが高まっていた時期だったから余計に、もし無くなったら自分は後追いでしんでしまうのでは?と本気で思ってしまった。と、同時に「危ういな」とも。このままでは私がダメになってしまう。ツイッターをフォローさせていただいているNEWSのファンの方々には既婚者の方も恋人がいる方も多い。私は?好きの気持ちをNEWSに全振りしすぎではないか?と冷静になった。これは良くない。投資信託だってリスク分散で色々な銘柄を買うのに、人生の「好き」をNEWSに全振りは良くない。恋愛感情に似た何かをぶつける快楽を他にも当てなくては。そう思って、ちゃんと婚活しようって(何故か)決心しました。新年号になったらちゃんと婚活するよ。新年号の歴史が私の婚活の歴史だ。とりあえず今は、余計なことを考えずに済むように、ずっと欲しかったPS4を買いました。気が紛れている。好きの分散って大事だ。本当に、生活の全てに加藤さんが関わってたんだなと実感しました。映画を見ても、音楽を聴いても、テレビを見ても、小説を読んでも。これ、加藤さんはどう思うかな、とか、好きそうだなとか。あとは本人の創作物にも触れるし。私の中のほとんど全部に関わってたんだなと、考えると辛くなるからそれで実感したというか。一番辛かったのは、なるべく記事とか見ないように考えないようにしてた時に、会社の同期の薄いジャニオタに「ねえ、NEWSにこんなことあったんだけどヤバイね!大丈夫?」とLINEで教えられたこと。私がNEWS好きって言ったときは「ふ〜ん」って感じで深掘りされなかったのに、こういう時だけLINEしてくるの何?と嫌いになりそうで、そんなことで嫌いになりそうになる自分も嫌で。てかなんでそれを私に教えるのか。知らないなら知らないままのほうがいいことじゃないか。なんで知らせてくるんだ。それで初めて知ってショックで私がダメになったらとか考えないの?と価値観の違いに絶望した。ほっといてくれ、そっとしておいてくれ。今は、身勝手だけど、世間が早く忘れてくれることを願って、活動を待ち続けるしかない。かといって味スタで復活コンサートして泣いて謝って「みんなありがとう」もなんか嫌で。絶対泣かないでほしい。何回それやるの?もうしないって言ったじゃん、とやるせない気持ちになる。新規オタクが思うんだから、9人からのファンの人はどう思っているんだろう。絶対復活コンサートにしないでほしい。でもライブはみたい。けどもう本当にそういうことやらないんだなと納得したい。だから然るべき場所や文面でファンに向けて謝罪と説明を、2人ともちゃんとしてほしい。特に謹慎する方は、世間に出てこない分、活動休止する前にちゃんと謝罪と説明と今後について具体的に、誤魔化さないで話してほしい。文でもいいから。納得させてほしい。去年の2月から、それをずっと待ってる。ライブで泣いてごめんなさいじゃ今までと同じだから納得できない。誰かのツイッターのレポじゃ分からない。何をどうやって生まれ変わるのか、説明があればいいなと私は思いました。とにかく悲しい。これから始まるワクワクが大きかっただけに、それが全部一瞬で消えていくのが、悲しい。でも、私がアイドルの人生に関われないように、アイドルも私の人生に関われないんだということを自覚して、私は私の人生をしっかりと自分で生きていかないといけない。趣味は人生のおやつで、主食じゃないんだから。でも私はNEWSにいつかCMの仕事をしてほしかったよ、、ダメかな、、

 

とにかく、苦しいけどまだ好きで、応援したいので、加藤さんを追いかけていこうと思います。ドラマ、おもしろいといいな。