NEWS加藤シゲアキ主演のゼロ 一獲千金ゲーム、2話見ました!
いや〜〜 1話も面白かったけど、2話もちゃんと面白かった…!!
1話の感想はコレ↓
クォータージャンプ、原作賭博覇王伝零の中で個人的に一番好きなゲームです。
あの零くんが、何もわからないまま連れて来られて下を覗いて「マ…マジかよ…!」って言うんですよ!!あの零くんが!!
1話での感想でも書いたんですけど、「みんなを守らなきゃ 俺なら守れる」な零くんの、極限状態に見せる人間らしい焦りや恐怖や戸惑いが大好きなんです。
クォータージャンプの冒頭なんかはそれがバッシバシに出ててめちゃくちゃ好きです。「何だ…?これ…?」「ぐっ…!」「マ…マジかよ…!」動揺しまくり零くん。
その後の「50点…!」な無双モードもめちゃくちゃカッコよくて好きです。とにかく好き。
ということでドラマも楽しみにしていたんですが、ドラマはこれだけじゃない!
なんてったって山口カズヤがまっすー…!!
スピンオフであんな過去や零への確執、歪んだ感情を見せられたらもう…… 原作抜きで、ドラマとしてもドキドキのワクワクでした。
ドラマ本編の前半部分はオリジナル展開。原作のゲームをカットしてクォータージャンプへ繋げるための伏線という感じでしょうか。違和感なく、綺麗に繋がっててビックリしました。
クォータージャンプをやらせるための流れ作りだけではなく、ドラマオリジナルのセイギくんの立ち位置や後々大変なことになりそうなスナオ氏のリングをチラ見せしつつ、メガネと小銭でクォータージャンプへの伏線も撒き…
いや、脚本すごくない!?天才か!??
零目線で進むからか、漫画とは違って壁の向こうのネタバラシが無いのも、ハラハラドキドキ感が増して楽しかったです。
ドラマがどこまで原作通りやるのか分からないので、一緒になってハラハラできました。
あと、原作にない、零のモノローグ(心の声?)が回りくどいというか、妙に文学的というか、なんとなく福本作品っぽさ(詳しくないので、なんとなくなんですが!)を感じて好きでした。
「仲間を疑う…?いや、これは動揺…!言わば風に揺れる心の水面…… ならば、風の動かない水底…胸底の思いを語るのみ…!」
「また…相手は…友っ…!!」
って感じで。
今回は大好きなクォータージャンプということで、原作を読みながらドラマ2週目を見ていたんですが、原作通りのセリフが多々あり、それにも感動というか。
大きく変わったように感じても、本質はブレてないなと漠然と感じていたのは、こういった原作通りのセリフにあるのかなって思いました。
そして同じセリフなのに、ちゃんとドラマらしくなっているのもすごいなって。
あと、加藤さんの顔の演技!!
サングラスだと目隠し感が薄くてわかりづらいかもなあと思っていたので、完全に顔を覆い隠すとは!!
覆い隠したら顔分かんないじゃん!って思ったら暗闇に顔だけの演出をするとは!!
後半はほぼ加藤さんの顔面。でもちゃんと見られる。見られるどころじゃない。顔の美しさもさることながら、目線と表情の演技がすごくて零の焦りや戸惑いがガンガンに伝わってくる。自担の贔屓目もあるかもしれないけど、加藤さんの顔の演技めちゃくちゃすごくない!?すごい。
そして山口カズヤ……
スピンオフを見てる人には「良い人の演技してる… 零騙されないで〜!」ってなるし、見てない人には「良い人そうな友達いたんだね〜」ってなる。どちらにしても美味しい。
まっすーのほわほわの顔と声の良さがすごく出てる、めちゃくちゃ当たり役だなって思いました。
だってあんな、鉄パイプで助けに入るところ見たら「良い人なんだな〜」って思っちゃうもん!!
そしてキャラが掘り下げられ、原作の山口より零との関係が深い分、来週の展開が未知数で、濃いものになりそうで、楽しみすぎて震える…
原作の17歳山口と違うのはやっぱり28歳ということで。原作の見破るキーポイントになった「切っちゃえよあんなの…!」がない。大人だから迂闊なことやらない。怪しまれない。
でも17歳山口にあった「そりゃあ…やりすぎ この騙し」という感情はきっとない。10年分の拗れがあるから。落とそうという気持ちの重さが違う。
富や名誉が欲しいわけじゃない、ただ零を落としたい 28歳山口…零を落としたとしても君はきっと幸せになれないよ…しんど…
というかあの集合写真のキツさもすごかった。きっと神懸かり的で鬼みたいに秀才だった零くんはクラスメイトとはしゃいだりするタイプじゃなかったかもしれない。それでもちゃんとみんなの輪に入って微笑んでいる。きっとカズヤの職場に来た向井さんみたいに、自分を後回しにしてみんなを助けたりしていたんだと思う。同窓会での石井ちゃん(が演じてた彼)が「零がアンカーだったら勝ってたよな」って言っていたように、実力も凄かったかもしれないけど、きっと自分の練習時間削ってまでちょっとぽっちゃりな石井ちゃん(が演じてた彼)にフォームを教えたりしていたのかもしれないなあとか思えてしまって。やっぱ零ってすげえなってなってたのかなって。
カズヤは和やかな同窓会でチクッと嫌味を自然に言ってしまうような人で、高校時代もそれこそ原作山口のように「あんなのと組んでどうすんの?切っちゃえよ」って言えてしまうような人だったのかな〜とか思ってしまった。原作山口は普通クラスだったけど、ドラマ山口は同じ特進クラスのしかも2位なら実力も確かにあってそういうこと言っても誰も表立って文句とか言わなかったんだろうなあとか。零以外を下に見て冷笑して取り巻きはいたけど友達は……
でも零は「無理すんなよ」って言うし「友達」って言うし本気で思ってそうだし、アンカーももしかしたら代わってあげようと思って辞退してしまったのかもしれない。それが山口のプライドを傷つけるとは知らずに…
いろんな人がすでにツイッターでも言っていたけど、零を殺してしまってもカズヤは幸せにはなれないし、一生零の幻覚につきまとまれて苦しみそう。でもまた零に勝てなかったってなるのも辛いだろうし…ううっ…
次回予告的に、来週もドラマオリジナルの展開(しかもめちゃくちゃアツい!!)が多そうで予想がつかない状態でめちゃくちゃ楽しみです!!
「一緒に泳ごうよ…」が予告の時点でめちゃくちゃ泣ける。加藤さんの泣きの演技、目が真っ赤で痛々しいほどリアルでグッと惹きつけられます。ほんとすき。ヨシノリ先生で感じた、切迫した演技の迫力がパワーアップしているような。
そしてセイギがどういう動きをするのかも原作にはないので、これも楽しみ!
原作を読んでいてもハラハラドキドキが感じられるし、原作の好きな部分も失われない。
いやほんと、脚本の人天才か!?
テンポが悪いという感想も今週も見ましたが、そりゃあ自分のペースやスピードで読める漫画と、どんどん進んでいく映像のドラマとじゃあ同じようにはいかないでしょう と個人的には思います。
漫画なら、分かりにくい設定や推理があってもページを戻って読み直せるけど、リアルタイムで進んでいくドラマじゃそれは無理。
原作をすでに読んでいる人にはテンポが悪く感じるかもしれないけど、それはもう読んで知っているからなだけで、初めて見る人にも分かるように丁寧に進めた結果がこれなんじゃないかなと。
原作を読んでいても「ちょっとゆっくりかな?」くらいのテンポ感だから、そこまで遅すぎるって訳じゃないかな〜とは感じました。
ってことで来週も楽しみです!!
小山さんと手越さんは何の役をやるのか… 村上と小太郎かな〜とは思うけど、スピンオフやれるかな?全く想像がつかない!
主題歌「生きろ」良すぎるからCD出てほしいな〜!!
やっぱりクォータージャンプの3巻が大好き!!