チラ裏備忘録

考えたことを忘れないうちに。アイドルのこととか (@J_kiku7)

アルバム「EPCOTIA」超・感覚的レビュー

お題「NEWSアルバム『EPCOTIA』レビュー」

 

今回も加藤さんのソロパートや目立っているパートに注目して、超・感覚的に感想を書かせていただきます。 

お題にも参加させていただきました!

 

 

前回のアルバム「NEVERLAND」の感想

chiraurab.hatenablog.com

 

 

 

加藤さんのソロパートや目立っているパートの判断は私の耳だけで行なっているので間違いがあるかもしれませんがご容赦ください、、

ライナーノーツや各雑誌等は未読の状態で書いてます。

 

 

EPCOTIA

「1961
そして、また一歩
はじめろカウンドダウン」
「Are you ready?
未来はもうすぐそこ
I’mma ready
飛び込んでみようよ」

 

リード曲であるEPCOTIAは前回のNEVERLANDと比べて世界観の説明が少ないような印象です。

NEVERLAND(曲)のNEWSは「そこの住人なんだな」と思わせる、要素の説明や謎のミスターインポッシブルを知っているかのような歌詞で。

対してEPCOTIAは「飛び込んでみようよ」「手を伸ばせ」「明日は来た」など「未知の世界へ一緒に飛び込もう」という歌詞が目立ちます。

NEVERLANDはその世界そのものでしたが、EPCOTIAは未知の世界へ飛び立つ乗り物ということが感じ取れました。

「ようこそ!」というより「一緒に冒険しよう!」と言われているような。

 

歌詞も繰り返しが多く、主観的ではなく全体の総意を述べているようなイメージです。

加藤さんの歌声も、NEVERLANDと比べてミステリアスさは少なくなっていますが、透明度と熱量が上がっているような。

ワクワクとした期待感や使命感で燃えているけれどそれを抑えている、そういう印象でした。

 

「飛び込んでみようよ」の「よ」がめちゃくちゃ好きです!!

 

 

KINGDOM

「繋いだ想いはOne
響だすAnthem
国境も言葉も越えていけるから」
「SEVEN COLORS (ナナイロノマホウ)
それぞれの場所
うかぶKingdom」

 

ここでの加藤さんの歌声も爽やかで透明度が高い印象でした。

しかしEPCOTIAよりも柔らかく優しさが足されているような。

 

というか、書き出して気づいたんですけど過去のサッカー曲タイトルを全て歌っているのは加藤さんなんですね!?

サッカー曲のタイトルが入っているよ〜というのはTLか何かで読んで知っていたのですが、加藤さんが全て担当してたとは……!!

 

過去を紡ぎ、未来へつなげる。

その役割は加藤さんにピッタリだなあと思います。

 

 

TWINKLE STAR

「綺麗な目をしてたね
1,000年に一度の星空みたい」
「もう地上(ここ)にはいないと知って
返事のない文を待つ」

 

歌い出し!!!

やはりこの曲でも爽やかさが強いですが、前2曲よりも甘さと息量が少し増えたかな?という印象です。

「文を待つ」が胸をギュッとつかまれる、そういった切なさも感じられるような。

 

やっぱり愛する人と死別してしまった曲なんだろうか……

そう思うとミホちゃんのこともちらつきました。時かけ2話ゾンビなので!!

いつまでもいつまでも、失った愛する人を忘れられず、無駄だと分かっていても追いかけてしまう。

そういう役(?)が加藤さんに似合うな〜と思いますしめちゃくちゃ好きだな〜とも思います!

苦悩する姿が好き……というとなんか語弊がありそうですが!!好きです!!

 

シゲマス、コヤテゴでペアになり、後半それぞれ入れ替わるというカタチが今回多い気がします!

コンビでありながらもそれぞれのシンメも感じられる歌割りだ〜!

 

ファルセットが好きなのでこの曲もめちゃくちゃ好きです。

サビの音程が上下して跳ねているようなリズムが感じられてポップなイメージです。

メロディの綺麗さ、歌詞のせつなさがありつつも可愛らしい感じがしました。

 

 

LPS

「言葉出せなくたって
想い届くんだなって
小さな愛を抱きしめてる」
「涙まで ハレるような
笑顔で歌うよ」
「もっと大きな愛をほら」
「心帰る場所なんてなくて
もがくばかりで疲れ果てた道」
「降りしきる雪の中
はしゃいだ子どものように」
「(世界中を周って)」

 

LPSでは爽やかさよりも声の甘さが目立ちます。そして力強さも。

甘く聞こえるのはやっぱりキーが高いからでしょうか!

あと、個人的にノーマルな歌声の感じがしました。加藤さんの歌声を想像したらLPSの加藤さんの歌声になるような。

「笑顔で歌うよ」の「歌うよ」のところが好きです!

 

「もがくばかりで疲れ果てた道」も、なくとなく加藤さんの歩いてきた道が連想されました。

「それでも希望は胸(ここ)に」と増田さんが繋げてくれるのもなんかエモい!

 

書き出して気づきましたが、ソロパートが多い曲なんですね!

ニゾンが少ない分、歌詞がはっきりして、歌というより言葉に近い印象を受けました。

背中を押してくれる「言葉」「メッセージ」なんだなあ。

 

 

恋する惑星

「僕らはまるで
異なる惑星(ほし)から
舞い降りたように」
「どうしてわかってても
こんなにすれ違うの?
男女(ぼくら)には消せやしない
記憶(メモリー)がある?」
「(君まで何光年?)」
「(続いていく運命)」
「(太陽と月のように)」
「旅してきた
星を越えて」

 

ここでは甘さと柔らかさが感じられる歌声に感じました。

丸くて優しくて甘い!

ポップしているような曲で、可愛らしさも感じられました。

加藤さんの加工がかかった歌声が大好きなので後半のサビがめちゃくちゃ好きです!!

あと、加藤さんの歌の語尾?というのか、あの独特の歌い方も大好きで、この曲ではその歌い方が強めに出てるな〜とも思いました。とくに加工されてる部分!好き〜〜!

 

「記憶(メモリー)がある?」の「ある?」のところがめちゃくちゃ好きです!!

 

 

JUMP AROUND

「Let’s jump, jump around
騒ぎまくれ jump around
もっとワイルドにいこうぜ
everybody
Get up, up & down
壊れるまで up & down
踊ろう sexy lady
今夜は離さない」

 

来ました!!来ました!!加藤さんのメラメラと燃えるアツい歌声が!!!

セクシー!!そしてワイルド!!!そしてサビ!!

こんなに嬉しいことはない〜〜!!!

 

ここに来て爽やかさ甘さは消してワイルド極振りな歌声。

声質が存分に活かされた最高の曲です増田さんありがとう。

ビジュアルもそうですが、加藤さんは「繊細さ」「甘さ」と「ワイルド」「漢らしさ」が同居しているのがすごいな〜と思います。

とにかく「今夜は離さない」の「離さ」のところがめちゃくちゃめちゃくちゃ好きです!!

 

 

AVALON

「Time to go 「せえの」で踏み出すけど
You are on your own
未来と過去 つなぎに旅立とう」
「Time to fly 行方は 君が決めれば
Angels come along
未来と過去 行ったり来たりしよう」

 

ケロケロ加工と加藤さんの歌声の相性はバツグンですね!

加工のせいなのか分かりませんが、息量が多く柔らかさが増している印象です。ささやき声のような。

甘さは少ないですが、柔らかさや繊細さがすごい。

 

歌詞は抽象的で少し難解ですね。英語も弱いのでなかなか難しい、、

加藤さんの歌う部分は、「君」に寄り添いつつも「君の好きにすればいい」と言っているように読み取りました。やはり背中を押すような感じなんでしょうか。

 

「行ったり来たりしよう」の「よう」の歌い方がとても好きです。

口に入れた瞬間に溶けてなくなる砂糖のような、それでいて香りはふわりと残っているような、そういう歌声のイメージでした。

 

 

IT’S YOU

「掴んだ瞬間に 指をすり抜ける
恋に破れるたび 思い出す」
「乗り越えなきゃならない
君と向き合うまでに
二人のためにBaby」

 

歌い出し!!(で、いいのかな?)

そしてサビはファルセット!!

サビも書き出そうか迷ったんですが、ユニゾンなのでやめました。

でも私の耳は加藤さんの歌声ばかり拾ってしまう!!

加工されてる声もめちゃくちゃ好きですし、ファルセットもめちゃくちゃ好きなので 好き&好きでもうすごい 最高。

 

同じm-floさんの曲で、加工された声なのにAVALONとは全く違う!甘さがすごく多い曲でした。

ファルセットってこともあるとは思いますが、ファルセットではない部分も切ないながらも甘い歌声。

 

「二人のためにBaby」の「Baby」の部分に少し驚きました。

他の曲でも思いましたが、「こんなに小技効かせられるんだ!?」って驚いたんです(何様って感じですみません、、)。

歌い方の引き出しが増えたというか、音域や声量や声色だけではなく技術も確実に積み上げられていて、こんな素人が聞いても分かるくらい上手くなってるんだなと。

ほんと、すごいな〜 加藤さんすごい

 

 

異星人とのコンタクトについて-INTER-

「ファーストコンタクト。
それは異星文明との初めての出会い。
この最初の接触は、その後の未来に影響する、とても重要なことです。」

 

ドッキング-INTER-の部分を聞いて、もしかして……と思ったら!

無機質な雰囲気でカッチリと喋っている印象でした。

 

小山さんの「冴えたやりかたは、ひとつしかありません」の部分で、SF小説の「たったひとつの冴えたやりかた」を連想しました。

偶然かもしれませんが、気づいていないだけでそういった名作SFのオマージュや要素が-INTER-に実はたくさん入っているのかな〜と思いました。

 

そして、ドッキング-INTER-後にm-floさんとのコラボ曲があったり(NEWSとm-floのドッキング?)、異星人とのコンタクトについて-INTER-後に異星人のように理解できない異性との曲があったり、繋がってる感が楽しいです。

 

 

UFO

「愛を求め 抱き合って
もっと オレが 欲しいんだろ」
「そんな 簡単に あげないよ」
「恋なんて脆く
星屑のように 遠ざかる」

 

またも燃える歌声でワイルド感があります!

「もっと オレが 欲しいんだろ」の部分では特にガルルと吠えているような、噛みつくような、そういう野性味のあるイメージを持ちました。

と思ったら落ちサビの切なさ……!

加藤さんの多面的な歌声が一度に楽しめる美味しい曲だなと思いました!あとテゴシゲ!!

 

UFOのタイトル通りなんだか不思議なメロディでめちゃくちゃ楽しいです。

今回のアルバムで一番好きかもしれない。

「そんな 簡単に あげないよ」のところとか特に面白くて好きです。

 

 

EROTICA

「太陽も色褪せるHot chick
妄想掻き立てるようなWalking
砂まじりの風が運んだ香り
君のFragrance 気絶寸前
Hey, baby be my everything 」
「目と目合わせ
もたれかかった君は
沈みかけた太陽を 飲み干した
(Ah)」

 

歌い出し!!!!!やったーー!!

 

男らしくセクシーな歌声の印象です。

UFOのようなギラギラとした野性味というより、気怠さが感じられるセクシーさ。

どこか寂しげというか、満たされていない男がイメージされました。

それなのに必死に求めず、余裕さがある、でも欲しい……なんかそういうセクシー。

 

そしてファルセットも最高でした。

ここでのファルセットもとてもセクシー!曲調もあるのでしょうか。

特に「(Ah)」の部分のファルセットは女性的なセクシーさを感じてしまいます。

男性的セクシーと女性的セクシーを一曲で楽しめて一度で二度美味しい!

 

 

BLACKHOLE

「後ろから鷲掴むBody
敏感に奏でるメロディー」
「(No lie)」
「果てしなく続いて行く
壊れそうなくらいのRhythm」
「相性ならば Black & Gold
もう戻れやしない
惹かれ合った衝動…1 2 3」

 

UFOに続いてまたも不思議な感じの曲だな〜と思いました。抱き曲ですね!

でも抱き曲の割には加藤さんの歌声は透き通っているというか、燃えるようなワイルドさはあまり感じられず。どちらかというと切なさの方が印象に強いかもしれません。

やはりここでも気怠いセクシーさのように思えました。

 

あと「(No lie)」は加藤さんなのかちょっと自信がないのですが、やっぱり何回聞いても加藤さんにしか聞こえない!!

そこ以外の増田さんラップの合いの手(?)は全て手越さんに聞こえるので、なぜそこだけ加藤さんなのだろう…と不思議です。

聞き分けが下手なだけで小山さんもやってる部分とかあるのでしょうか。ちょっと分かりませんでした!

ここでは「(No lie)」だけが加藤さんだと仮定するとして。特にそこを強調したかったのかなとか思いました。

低くてザラついた加藤さんの声は真剣味を帯びていて「軽く言っているけど本心では嘘ではない」ということなのかな、と。

ワンナイトのつもりが本気になってしまったという感じなのかな。

 

そこまでワイルドさが感じられない分、「(No lie)」や「…1 2 3」の低い部分のエロさがハンパないです。

 

 

星に願いを

「時はもう戻らない
浮かぶ夢は幻
二人横に並んだ
夏の影はまやかし」
「二人の花火が
消え去ってしまうこと
わかっていたけれど」

 

BLACKHOLEを抜けたら果てしなく続く草原が現れた、そんなイメージが浮かびました。

とても爽やかで、加藤さんの歌声も切なさと透明度がめちゃくちゃ高い。

Distanceや君がいた夏を連想させる、そういった透明で真っ直ぐで切ない印象です。

きっと、懐かしい夏の記憶の歌声なんでしょうね。

 

歌詞のワードから2016年の夏を思い出しました。時かけ……。

「恋」「横顔」「また出逢えるように」とあるように、やはり少しは意識してあるのでしょうか。それとも偶然か。

失恋の曲にしては「もう出逢えない」感がすごいので邪推してしまいます。

 

INTERが入らなかったことが意外だな〜と思いました。

あまりにもBLACKHOLE との違いがすごいので。

異星人とのコンタクト、交友、そしてここでは「別れ」なんでしょうか。

 

 

イノセンス

「沈む夕陽に
さよならが聞こえて」
「道に咲いた花を見つめ
心をよぎる
変わらぬもの 変わったもの
守るべきもの」

 

こういう曲のジャンルは何て言うんでしょうか……今までのNEWSではあまりなかったような気がします。新鮮!

Aメロとか浜田省吾が歌ってても違和感ないなって思いました。きっとそういうジャンルなんだろう(違う気もする)

 

歌詞は前向きな応援ソングという印象ですが、加藤さんの歌声は歌詞のイメージよりも力強く少し荒っぽく感じました。

曲調のロック感(なのか?)に合わせているようにも思えます。

あの歌い終わりの癖もよく出てて好きです。

 

「さよならが聞こえて」の「聞こえて」のところが特に好きだな〜と思いました!

 

 

HAPPY ENDING

「何をやってんだって
どうにかしなきゃって
不甲斐ない自分を許せるような
言葉探してまた遠ざかってるよね」
「Oh Happy Ending is waiting
Oh Happy Ending is waiting
仕舞い込んだ想いを声にして」

 

カーテンコールのときに流れているような、正に「HAPPY ENDING」な曲。

 

ここでの加藤さんの歌声は、優しく穏やかながらも力強い歌声だなと思いました。

微笑みながら背中をポンと押してくれているような。

 

キーも関係していると思いますが、LPSよりも肩の力が抜けている印象です。

「遠ざかってるよね」と、こちらを受け止めてくれているような歌詞からも、優しい先輩が励ましてくれているようにも感じられました。

URやフルスイングとは違って、適度な距離感と穏やかさ、優しさを感じる応援ソングだな、と。

引っ張ってくれるというよりも、隣で寄り添ってくれている。

 

「許さない」という歌詞に少し驚いたのですが、「許さない」と言い合える間柄なのかなと思って、余計に「親しい先輩」的な、距離の近さを感じました。

NEWSはいつでも隣にいてくれるんだなあ。

 

 

氷温

 

いや〜〜ほんと、ソロ曲の歌声に関しては好きすぎて泣けてくるくらいで、言葉にするのは難しいんですけども。

良すぎて震えました。あ〜〜 かっこいい……ってしみじみ思って泣けてくるんです。

 

そしてここでも「歌が上手いなあ」とまた改めて感じさせられるというか。

加藤さんの歌い方って、ビブラートをかけないタイプだなと思っていたので、今回のアルバムの要所要所に入ってきてて「!!」となりました。

あの私の大好きな加藤さんの歌い方の癖的に、歌い終わりにビブラートが入ることはほとんど無かったように思えます。

今回のこの「氷温」でも、ビブラートを入れずに、いつもの歌い方のところも多いです。

 

その中での「へばりついて落ちないままで」の「ままで」!!!

サビが終わって少し落ち着いた、雰囲気の変わる部分なので特に効いているというか、聞いた瞬間「うわ!」と驚きました。良すぎて。

そして「ままで」の歌声は低くて太いので、より男性らしさつまりエロスを感じる気がします。

 

と、思ったら「月明かりで抱きしめて」の最後のファルセット!!

このギャップ…… 一度で二度美味しい……

本当に、加藤さんにとって、ファルセットはとてつもない武器だなと。今回のアルバムでは特に、いろいろなところで撃ち抜かれました。

 

歌詞に意識して聴くと、加藤さんの書く小説のようだなと思いました。

空気感というか、言い回しというか。

曲の最後に「氷温。」とセリフ?が入っているのは、映画の最後にタイトルが出る演出のイメージが浮かびました。

でも内容は劇場的ではないような気もします。だからこそ加藤さんの書く小説っぽいと思ったのかもしれません。

私の個人的な印象なのですが、加藤さんの書く恋愛小説はどこかドライな文体な気がします。それを感じました。

 

星の王子様とあやめは「愛」について歌っていたので「恋愛」について歌っているのは久しぶりだなあとも思いました。

オシャレで気怠げでセクシー。

ライブではどういう演出になるのか、全く想像がつきません。でも今回はコンテンポラリーダンスではなさそう。

でも動きながら歌っているところもイメージできなくて、どうなるのかがめちゃくちゃ楽しみです!

椅子を使った演出かな〜とか勝手に考えたりはしてます。

 

 

 

前回書いたNEVERLANDのレビューでは「NEVERLANDの加藤さんの歌声にはいろいろな表情が見えた」と私は書いていました。

今回のEPCOTIAでもそれは強く感じて。

その表情の幅が広がったというか、似たような雰囲気の曲でも全く違う顔が見えました。

毎年毎年、こんな素人耳が聞いても分かるくらいの変化があるって、めちゃくちゃすごいことだなとまた改めて感じて、ただただもう尊敬です。すごくかっこいい。

こういう風に言うと上から目線みたいになってしまって本当にアレなんですけど、技術力も格段にアップしているようにも感じました。技がすごい。

ライブではどんな歌声が聴けるのか、今からとても楽しみです。

もちろん、演出や映像や照明、そして表情やダンスも。

 

また、今回も加藤さんの歌声がもっともっと好きになったアルバム「EPCOTIA」でした。

 

 

EPCOTIA(初回盤)(CD+DVD)

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EPCOTIA(通常盤)

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加藤シゲアキさんお誕生日おめでとうございます。

 

 

ちょっと遅れてしまったけど、加藤さん、30歳のお誕生日おめでとうございます。

 

私はもともと飽きっぽく(というより好きになりやすい?)最も大きな熱量で追いかける人というのは毎年のように変わっていっていました。

でも加藤さんは、好きになりたての頃と全く変わっていない熱量で、今でも「好き」と言えます。なんなら大きくなってるくらいで。その「好き」が日に日に重く厄介なくらい凝り固まっていっても、新しい加藤さんが撃ち壊して新しい「好き」にしてくれるような気がします。

就職活動が上手くいかなかったり、ネットと芸能界とファンのドロドロしたところを見に行ってしまったりして精神が沈んでいた時もありましたが、その時も加藤さんの「好き」は変わらなかったなあ。

29歳の加藤さんをファンとしてまるまる追えて、とても充実した楽しい一年だったと心の底から思います。

 

私の誕生日は9月なので、この少しの間だけ私は加藤さんと9歳差になります。9歳。もうほぼ10歳違う。

就活でたくさんたくさん聞かれた「10年後、どういう人になりたいか、どういう仕事をしたいか」という質問。私はいつもそれに上手く答えられずに面接で落ちまくっていたような気がします。何も想像がつかなくて。

10年後、私は加藤さんのような「自分にしかできないような強みを見つけて楽しく仕事に活かし、唯一無二の存在」になれるだろうか。9歳という歳の差はあまりに大きく、最近ファンになった私にとって加藤さんはやっぱりキラキラの理想の憧れで。彼のようになりたいなあという羨望が混じった目で見てしまう。

まだ私には30歳になるということが想像もつかないけれど、加藤さんのように「30歳からもまだまだ成長できる」と胸をはって言えるような人になりたいです。

 

 

まあ自分語りはここまでにして!!

去年のシゲ部では何言ってたかな〜と自分の文字起こし見返したんですが、

「29歳は、より良い筋肉を!つけたいっていう…29(にく)だけに…っていうね、こう…言ってきたわけですよ(笑)」
「30が人生で一番良い身体だった…身体っていうのは見た目じゃなくて、良い動きができたとか、なんか…そういう、ことだと思うんで。まあ30に向けて、良い筋肉を作ってですね…29(にく)・29(にく)、ニコニコしていきたいなっていう(笑) にくを越えてニコニコしていきたい!…ちょっと無理があるかなぁ~」
(SORASHIGE BOOK 2016/7/24)

と、言っていて、「29歳、準備期間だったんだ!!」とビックリしました(笑)

「人生で1番良い身体」になる30歳!楽しみで仕方がない!!

期待溢れる30歳の加藤さん。いつものようにその期待を良い意味で裏切ってくれるんだろうなあ〜

 

30歳の加藤さんが楽しく幸せでありますように。

NEVERLAND、そしてあやめのこと

 

 

 

NEVERLANDツアーお疲れ様でした!
私は6月10日の回に参加させていただきました。


今回のコンサートは驚きの連続で!特にオープニング!固形物だと思ってたイバラのようなオブジェがしぼんでいったり、鍵のオブジェが消えていたり、散らばったガラクタたちが大きな列車に変わっていたり!あれはもう完全に魔法でした!そこから現れたNEWSたちのかっこよかったこと!!もう驚きと興奮と喜びで涙が溢れ出ていました。想像と期待以上のものを見ると嬉しすぎて泣いちゃうんです!軍服風?のマント付きの黒と赤の衣装もめちゃくちゃかっこよくて!!冬の大型歌番組であれ着てほしいなあ〜。あと増田さんの二刀流がすごく似合っててシビれました。加藤さんだけ武器じゃなく旗というのも。とにかく今までのコンサートの中で1番好きなオープニングでした。


そして、今回 特に楽しみにしていた加藤さんのソロ曲「あやめ」
「紙で切れた指先のように 伝わらない痛みを忘れないように」という歌詞がすごく好きです。他人には分からないほどの小さな傷でも本人にはものすごく痛みを感じている、ということを「知ってるよ」「忘れないよ」と、同じく傷ついている人に優しく、力強く寄り添ってくれる曲だな、と解釈していて。そうやっていろいろ自分で掘り下げて(勝手に)私の中で特別で大切な曲になっていた「あやめ」


その演出も、とても美しく、素晴らしいものでした。
もう、夢中で。必死に双眼鏡を覗き込んで。あんまり覚えていないんですけど

ほとんど布だけを纏っているような柔らかな衣装を揺らし、儚く気怠げで、それでいて力強いコンテンポラリーダンス
裸足でリフターを駆け上がる横顔。
掲げる虹の旗。
それをキラキラと点滅するペンライトが照らしていて。

美しく、儚く、繊細で、脆くて、力強い。

そんなイメージでした。裸足というのも剥き出しで脆いのに何故かパワフルなイメージがあるような。なんか、そういった「脆さ」と「力強さ」が融合した不思議な世界だったなあ、と。
あの演出で「あやめ」という曲がもっと大好きになりましたし、より私の中で特別なものになりました。

私がこの耳で直接聞いて、双眼鏡越しだとしてもこの目で直接見た「あやめ」が、加藤さんが歌う加藤さんの「あやめ」でよかったなあと心の底からほっとしています。

 

 

ここから先は主観まみれでネガティブ

 


6月11日のMCのことはツイッターのレポで知りました。
前々から地方公演のレポで「あやめ」についていじるような発言があって「嫌だなあ」と思っていたのですが、それだけでも嫌だったのに、面白おかしく茶化して歌って、曲まで流して、Jr.も出てきて、演出も茶化して、爆笑の渦だったなんて。想像しただけでゾッとしますし、悲しくて悔しくて腹立たしくて、涙が止まりませんでした。
私は現地にいませんでしたし、こんなこと言う権利はないのかもしれません。でも悲しかった。加藤さんが可哀想とかでなく、ただ私が悲しかった。大切で大好きで特別なものを踏みにじられたような気持ちになった。

私はナイーブな創作者だから、勝手に加藤さんに感情移入して勝手に傷ついているだけなんですけどね。
クソダサいつまらん自分語りなんですけど、私は(素人の趣味ですが)創作をやっていて、自分の書いた作品が心の底から好きで他人には分からないような細かいこだわりがたくさんあって、「誰にも分からなくていい、けどみんなに分かられたい」そんな気持ちで人にそれを見せてきました。幸いにもまだ茶化されたり馬鹿にされてはいないんですけど、もし誰かに面白おかしく音読されたら?とか想像するだけで悲しくて泣けてくる。例え親友にされても、その時笑っても、家に帰って泣く。そう思っています。
だから誰かが一生懸命考えて作ったものはきちんと受け止めたいし、ふざけたり遊んだりしたくない。

 

あとずっとずっと思ってたんですけど、「愛ゆえ」って何?「貶し愛」も意味わからないけど、「愛ゆえ」も意味がわからない。そんなの、愛無いから。好きだったら何してもいいとか、無いから。
3月25日のクラウド読んで「シゲ今までイジってごめん😢」とか言ってた人は何だったんですかね。せっかく声質いじりが無くなったと思ったのに、今回でまたファンまで便乗して笑っていじって。何にも本質をわかっていないのでは?
私はNEWSの(NEWSに限らずですけど)こういう悪ふざけをしがちなところが本当に嫌だなあと思います。だから4人になってからの、褒めて弱らせるいじりが大好きでした。でも、今回のNEVERLANDがディスク化されたら辛くてMCは見られないんだろうなあ。6人時代のDVDが見たくないように、DIAMONDコンのMCが辛くて見られないように。

加藤さんだけ作詞作曲自分だから気兼ねなくいじり倒せるってことなんですかね。じゃあ小山さんの作詞もいじればいいんじゃないんですかね。それはダメな気持ちがするのになんであやめは笑っていいのかな。それとこれに違いはなくて、どんなものであろうと人が真剣に作ったものを土足で踏み荒らしてはいけないと私は思っています。私がそう思ってるだけなんですけど。そして私が勝手に悲しくなっているだけなんです。ただそれだけなんですけど、そうやってズタズタにされているところを見て傷つく人もいるということを分かってもらえたらいいなあ。

あの日に入っていて心底傷ついた人もたくさんいると思います。でも自己中でごめんなさい。


私が最後に見たあやめが加藤さんのあやめでよかった。

 

 

 

どうしてこんなにモヤモヤしてしまうのだろう

ネガティブ&主観まみれです。

 

 


どうしてこんなにもモヤモヤしてしまうんだろう。そのきっかけはまあ手越さんのRINGで、読んでからずっと不安で怖くてドキドキしていた。決してマイナスに取ろうなんて思ってもない。でもやっぱり例の騒動から不信感のようなものが心にこびりついていたから、そのせいかもしれない。グループメールしてるならなんで増田さんの名前だけ書かないの?とか「また」時間ないからできないって言われる、とか「刺激を与えてもらえない」とか「今の環境にい続けてもつまらない」とか6/11「までは」ライブさせてもらえる、とか、なんか、サラッと読んでも引っかかるようなモノが多くて。考えすぎだと分かっていても不安は大きくなるばかりで。
それを読む前からずっと「なんでNEWSには冠番組とグループのCMが長続きしないんだろう」と考え込むことが多かった。NEWSが好きだから他のグループのように毎週テレビで全員揃っているところが見たいしたくさん曲を出してほしいし大きな会場でライブをやってほしいと願っている。でもそのために私たちファンがCDやDVDを必要以上に買うのは不健康だし正しくないと思っている。ファン活動としては多くの人が精一杯やっているように思えた。その上でもっと活動を増やすには、と考えるとやはり事務所側の裁量が大きいように感じられる。詳しくないのでそれが正しいのか分からないが、事務所側が「売れる」「売れている」「売りたい」と考えればプッシュをしてくれるような印象だ。そう思ってもらえるにはやはり数字でハッキリと分かる売上とファンの数が大切なのではないだろうか。そうすると一般にも伝わるくらいの知名度が必要になる。そのためには(事務所の方針柄)テレビ番組やCM出演が望ましい。ではそれに出るには?知名度が必要だ。知名度を上げるには???……と、詳しくないからかグルグルと同じ疑問を考えるばかりになってしまった。NEWSで1番知名度が高く、顔のような存在になっているのは手越さんだと思う。でもここで引っかかるのは(おそらく)コンプライアンスなんだろうきっと。噂の1つや2つどのタレントにはある。でも手越さんは写真を撮られすぎてしまった。顔が分かるくらいハッキリとした。恋愛は自由だと思うし、好きなことを好きなようにして生きたいという考え方も真っ直ぐで良いと思う。でも多くの人がそうできないのはそれに伴うリスクを取りたくないからのような気がする。そのリスクの1つが、CMなんじゃないのかなあ。(真剣交際ならまだしも)アバンチュールなものばかりだと、それによって失う仕事もあっただろう。それはアイドルだからかもしれないしそれが手越さんの息苦しさに繋がっているのかもしれないけれど。でも手越さんは他のアイドルと違って多くの人に許されて(?)きたし、そういうキャラを新たに確立した。モテとチャラ男というキャラを。それはファンに対する大きな愛を目に見える形でたくさん伝えてくれたからだと思うし多くの人にそう言われている。でも私が今回モヤモヤしているのは、それによってマイナス印象がゼロに戻っただけでプラスにはなってなくない?ということで。新しいことをしたいなら、まず事務所に信頼してもらうことが必要なのでは?とどうしても思ってしまう。事務所とたくさん戦ってくれた、とよく聞くけれど、なぜ戦う必要があるのか。結果を出せば多少の挑戦には応えてくれる事務所な気がする(違うのかもしれないけれど)。時間がないと流そうとしてくることに不満があるのかな、と文章から感じられたけど(真意はわからない。憶測だけだ)どうしてそう思われてしまうのか。どうして時間を作らさせてくれと言われないのか。
私には分からないことが多すぎて、不安で、不安を感じないくらいのたくさんの楽しいことがあればいいな、と思わずにはいられない。きっと多くの人が他のグループと比べて「こんなに素晴らしいグループなのになんで」とヤキモキしていて、それが今爆発しているのかもしれないなあ〜とか考えたりした(これも妄想で憶測)。多く語らないことで得られる安心もあるんじゃないかな。誠実じゃなくてもいいから、今回はシレッとしていて欲しかったと思うのは私のわがままです。
何でも誰でもいいから安心させてほしい。「そんなことないよ」とか「それは違う!」とか「その考えはおかしい!」とかあったら(なるべく優しく…)教えていただきたいです……

 

 

ドリフェス!にハマったよ という話

 


GWを利用してアニメ全話見たらハマってました。

 

前々からアミューズの若手俳優オタクをしていたこともあって、名前だけは知っていたんです、ドリフェス。
でもなんとなくマイナスイメージというか、「なんでアイドル!?しかも2.5次元って!?」という気持ちで。

 

特にミゾタクなんかは仮面ライダーにレギュラー出演決まってたし、ハンサムにも結構前から出てたし、なんでそんな実験的なものに参加したの!?と理解不能でした。
太田将熙くんは劇プレのChannel GREENの頃あたりから好きで、劇プレではいつもモブ役ばかりだったのでなんとなく「表に出れてよかったね〜」とは思ってました。
石原壮馬くんは「『ゼツボー荘』より愛を込めて ぶち壊す!!!!!」を観てから「すごいな、学生終わったら劇プレでめっちゃ活躍するんだろうな」とそのポテンシャルをバシバシに感じていたのでセンターというのも納得というか。
他の2人は正直言うと全く知りませんでした。ハンサム塾でチラッと見たくらい。
KUROFUNE は公人くん参加がめちゃくちゃ意外で!株ちゃんはもっともっと意外で!!他のアミューズの若手俳優も出るのかな…?水田さん(推し)も出たりする可能性あったり…?とソワッとしたけどPVがめちゃんこ美しくてどっひゃー!!ってなりました。

 

 

ドリフェスに関しては結構前から友達2人に勧められていたのですが「2次元アイドルはちょっとな〜〜」なんて思って見るまでには至らず。

 1stライブ後でTLが盛り上がっていたこと、リリウムを見るために登録していたU-NEXTが無料期間だったこと、アニメドリフェス!がU-NEXTで見放題だったこと、GWで1日空いていたこと……
そんな色々なことが重なった結果、アニメを見ました。
ハンサムフェスで彼らのパフォーマンスに胸を打たれていたことも大きかったです。

午前中からノンストップで見終わりました。丸一日潰してぶっ通しで全話。それくらい面白かった。なんなら泣いた。

 

 アニメドリフェス、設定もぶっ飛んでないというか、どことなくリアルなんですね。スキャンダルだったり(暴露垢から発覚ってのが)(絶賛リアル苦しみ中だったから死にそうになった)、留学の話が出たり(やめて!!)、先輩アイドルに憧れてたり、学業との両立とか…。
ネットで散々言われていた彼らのアフレコも違和感なくて。全然棒演技じゃないし、作りすぎてない声がよりリアルさを感じたというか。
そして曲も素晴らしい!グローリーストーリーが好きです!あとReal Dreamフルで聞いて泣いた。そっちの名前も入ってるの…!!

演出脚本の内容だと特に10話が好きです。あの稽古をリアドリのみんなもやっていたという話を聞いてもっと好きになりました。あと最終話も泣けた。三神さんのセリフが入るとか泣くって…

 

アミューズの所属若手俳優の良いところって、俳優もファンも制作も同じ目線で立っているところだな、と思っています。同じ目線で、お互い向き合って「ありがとう」と言い合っているような。
それがドリフェス全体からも感じられて。アニメだから、2.5次元だから、アイドルだから、なんて関係なく、私の好きなアミューズがそのままそこにありました。

視聴者(プレイヤー)がプロデューサーでも恋人でもなく「ファン」というところとか、役と本人の境目が曖昧なところとか、いろいろ魅力はたくさんあるんですけど、1番の魅力はそれです。

 

 

もうすぐハンサムフェスティバルのDVDが発売なので、また違う目線で楽しめるんだろうなあ!と今からワクワクしています。
今のところはお茶の間純哉担として、アプリやアニメ中心にゆったりと追っていこうと思っていますが、ファンミが近くなったらチケットを探しているような気もする……

というか!そもそも私を若手俳優沼やらアミューズ沼やらジャニーズ沼やら、数々のジャンルに突き落としてきた友達に勧められたのだから、こうなる運命は決まっていたようなもので!!もっと早く見ておけばよかった!!

 

とにかく!!二期楽しみです!!!

 

 


ドリフェス!ビデオクリップ01「グローリーストーリー」

 


DearDream / Real Dream!  Music Video

アルバム「NEVERLAND」超・感覚的レビュー

お題「NEWS「NEVERLAND」レビュー」

 


アルバム「NEVERLAND」が素晴らしすぎて居ても立っても居られなくなってしまい、素敵なお題に参加させていただきました!
私は音楽的知識は全くないので、そちらはご本人のライナーノーツにお任せするとして……(なんて贅沢!)
加藤シゲアキさんのソロパートやら目立ってるパートやらに注目して、超・感覚的に感想を書き連ねようと思います。

 

 

NEVERLAND
「その炎は 心のゆらめき」
「ミスターインポッシブル 君と Sensation
不可能なんて ないと示せ」

 

NEVERLANDの加藤さんはエキゾチックミステリアスな感じがバッシバシに出てる!!
冷静そうに見えて、その瞳の奥には青い炎が燃え盛っているような。
「不可能なんて ないと示せ」というのがまた……「示せ」だもん!「一緒に頑張ろうね」ではなく「見せつけてやれ!」って感じがして好きです。

 

 

アン・ドゥ・トロワ
「一夜の夢を見る」
「時を止めて 君と奏でる 幻想のように」
「夢なら 覚めないで このままで」

 

「一夜の夢」「幻想」という歌詞にあるように、ここでは「儚さ」や「切なさ」が感じられるような。すこし鼻にかかった甘めの声だなあと思いました。
今回のアルバムでは唯一?のファルセットも印象的です。
なんとなく加藤さんは祈りを捧げている姿が似合うような気がします。出身校のせいだろうか……
加藤さんにだけフォーカスを当てて聞くとまさか爽やかに抱いてるなんて思いもしない!!

 

 

EMMA
「衝動的な女にピストル握らせ」
「ギターを抱いて 下手なアルペジオさ」

 

加藤さんの歌い終わり(語尾?)に特徴がある歌い方が大好きなのですが、このEMMAでは特にそれを荒めに出すことで男臭さが増しているように感じます。息の抜き方が天才的にセクシー……
続けて聞くとアン・ドゥ・トロワで一緒に踊ってたはずなのに「EMMAって誰よこの女!」という気分になりましたが、回数を重ねるごとに「私はEMMA…悪い女…」ってなるから不思議!

この異国情緒溢れる癖のあるサウンドは、前回のアルバム「QUARTETTO」のチュムチュムとどこか似た立ち位置にも思えます。
アルバムで一番癖の強い曲がシングル曲だなんてやっぱりNEWSはすげえや!!

 

 

Brightest
「駆け出す気持ちにブレーキなんて存在しない
鼓動が高まるほどにもっと知りたい」
「oh、どうすれば、」
「想いがキミに届くといいな、この風に願いのせても。。。」
「yeh キミは僕のbaby」

 

速いテンポに跳ねるようなリズム、そしてケロケロの加工で、どこか可愛らしい印象の歌声に。
ここでも加藤さんは祈り、願っているような歌詞が割り振られています(全体的にそういう歌詞の曲だけど)。
基本的に加藤さんの歌う歌詞は叶わない前提で祈っているようなイメージが強いです。それもやっぱり声質から滲み出る切なさなんだろうか。

m-floさんは世代のせいなのか全く知らなくて、その「すごさ」を体感出来ないことに少しの寂しさを覚えたりしています。
音楽の好みも多様性の時代になってしまって、そういう共通認識が得られないからすごく羨ましい!今で言うとどのくらいの位置の方達だったんだろうか……。
Brightest、めちゃくちゃ好きだったのでm-floさんの曲ちゃんと聞きます!

 

 

Silent love
「首筋の跡が消えても
心の傷が憶えてる
抱き合ったあの温もりが
まだ君を感じさせる」
「朝靄に煙る街角
それぞれの明日を迎えた」

 

加藤さんは自分の歌声を「ドライ」と言っていましたが、私はどちらかと言うと粘度が高いな〜と思っていたので意外でした(粘度と湿度はまた別?)。
本人の言うように、湿度の感じられる、冷たい窓を息で曇らせるようなイメージの歌声です。
ここでもまた「孤独」「寂しさ」「痛み」の歌詞。

加藤さん以外で言えば、増田さんのラップもすごく好きです。
聴いていると「増田さんは、音を自由自在に操ることができるんだなあ」としみじみ思います。
手越さんは音を生み出して、放出しているようなイメージ。
逆に加藤さんは言葉を生み出していて、小山さんが言葉を操っているイメージがあります。シンメ……

 

 

恋を知らない君へ
「青空を 見上げる僕は
手を伸ばす 意味を知らない」
「共に過ごした夏がそっと」
「よかったのに…」
「誰もいない 駅のホームで
あなたの帰りを待っていた」

 

アルバムの中で聞くと、また違った印象になるから不思議。音の少なさが際立ち、より切なさが増長されているような気がします。
今ではなく、過去を振り返る切なさの歌声は包み込むように柔らかで、波が立つ海というよりは穏やかな湖のようです。

うっ……みほちゃん……って泣いちゃうからダメ……。矢野先生〜〜……

 

 

ミステリア
「覗き込んだ 窓の外
世界はこんなに美しい」
「零れてゆくサクラの影
狂ったように ユラ ユラリ泣くの」
「愛なら 歌にしよう
夢なら 旅立とう」

 

「世界はこんなに美しい」という歌詞がこんなにも似合うなんて!
窓の外を見た本人が「こんなに美しい」と驚いているような、それとも我々に示してくれているような。
NEVERLANDは入り口だとすると、6曲目のミステリアが終着の場所ということなのだろうか。
「欲望の旅」とあったけれど、今まで過ぎ去ってきた5曲はどれもラブソングで「キミ」や「あなた」に恋い焦がれるものばかりで。結局手に入れることができなくて、孤独に苛まれる曲なのかな、と思いました。
加藤さんが「愛なら 歌にしよう 夢なら 旅立とう」というポジティブな歌詞を歌っていることに驚きました。そしてその後の手越さんが「それでも陽は昇らない」とバッサリ切り捨ててしまうのもビックリ。NEWSの曲は、希望が見えたらそのまま光が広がっていくイメージの曲が多かったので。そしてネガティブな歌詞を陽の声の手越さんが歌っていて、絶望度が増しているような。
「愛なら歌にしよう」が、すごく作家っぽいというか、言葉を奏でる能力が表れているようで好きです。

 

 

BLACK FIRE
「目には見えないLIGHT
悪しき魂さえもいま燃やせ」
「(LET'S FOLLOW THAT)」

 

KAT-TUNとのコラボ回の少プレを見てから、ずっと「もっと加藤さんにアツいロックな曲を歌ってほしい!」と願っていたので!!その!夢が叶いました!!
QUARTETTOの「燃え尽きるまで」でも感じましたが、加藤さんのシャウトにはメラメラと燃え盛る炎が見えます。静かな湖のような歌声から、アツい炎の歌声まで出せるなんて!すごい!本当にすごい!
ミステリアで対峙した孤独のモンスターをBLACK FIREで攻撃するようなイメージの曲です。
アイドルって、なんでもやれるのが強みだと思っていて(どれもホンモノに思われにくいという弱みもあるけれど)、アイドルでもゴリゴリのロックをやっていいっていうことを示せた曲なのかなぁ。メンバーの「やりたい」ことが今後もたくさん見られたらいいな、と思います。
今までそこまで馴染みのないジャンルの曲でしたが、この曲を聴いて「このジャンルめっちゃ好き!」と気づきました。オタクこういうのも好きだった!忘れてた!ジャンプ系アニメのOPっぽいっていうのめちゃくちゃわかる。

 

 

ORIHIME
「星空を見上げてキミとハイド&シーク」
「どうやって どうやって
忘れればいい
流れ星のような君」

 

ミステリアでかかった雲をBLACK FIREで散らせた後の、綺麗な星空を見上げているようなイメージ。
加藤さんは「キミ」との思い出を回想するような歌詞から、「どうやって忘れればいい」と繋がっているようなパートです。

「僕らの999」という歌詞がイマイチよく分からなくて。銀河鉄道999かなと思ってwikipediaを見てみると「タイトルの999には、大人の1000になる前で未完成の青春の終わりという意味が込められている」とありました。未完成な青春という意味なのだろうか。エンジェルナンバー的には「完結」「使命」だけど今回は違うかな。

再び恋い焦がれて「もう一回」と祈り、願っているような曲で。やり過ごしてきた「欲望」にもう一度きちんと向き合っているのかなと思いました。
この曲が「恋心三部作」から外れたことがちょっと不思議です。ライナーノーツが楽しみ。

 

 

流れ星
「あどけない希望連れて
僕らは明日を探した」
「奇跡だろうが信じていた」
「想いだけが知っている
奇跡じゃないと信じている」
「まだ歩けるだろ」

 

前向きなイメージが強い曲。「キミ」や「あなた」ではなく「僕ら」と歌っていて、孤独を振り払えたのかなとも感じさせられます。
フルスイングコンビの曲ですが、歌詞もどこかフルスイング的というか。美恋コンまでの道のりとその先を目指す曲ともとれました。
加藤さんのパートもとても前向きな歌詞で、「奇跡だろうが信じていた」から「奇跡じゃないと信じている」に変わるというのが、なんか、グッときました。奇跡じゃなくて積み重ねてきたものの結果だし、あれがゴールじゃなくてスタートだと言ってくれているような。
「まだ歩けるだろ」と私たちに言ってくれているのだろうか。
本当に、NEWSは一緒に同じ方向を向いて横に並んで歩いてくれるんだな、と強く感じた曲でした。

 

U R not alone
「それでも どこかで明日を
諦めてないから今日もまた」
「あの頃の僕は負けそうに
なると誰かのせいにして逃げて
諦めた言い訳はそりゃ楽で
そうして僕はまた自分に負ける」
「わきだして」

 

ソロパートがほとんどなく、not aloneが強く表れている曲だなと思いました。
「あの頃の僕は負けそうに〜」の歌詞で「世界マジf○ck」と言っていた加藤さんを連想しました。
「ああどうか 力を貸してくれないか」のところで毎回泣きそうになってしまいます。高いキーは切実さや必死さが表現されるので、それとなんか合唱の声の厚みもあってか、なんか泣けてくるんですよね。
あと加藤さんが下ハモ?ユニゾン?をやっていることもなんだか嬉しくて。「意外と声高い。低音パートは落ちちゃって聞こえなくなる」みたいなことを以前ラジオで言っていたのに、めちゃくちゃ聞こえるし、高音パートもめちゃくちゃ聞こえるし、なんか、こんな素人耳でも分かるくらい声が立っているというか、、
どうしても私の耳は加藤さんの声を常に探してしまうので、全員で歌っているところでも加藤さんの声がしっかり聞こえるとめちゃくちゃ嬉しくて。
今回のアルバム「NEVERLAND」はそういう点でもすごく満足度の高いアルバムだったな、と思います。
向かい風に立ち向かってほしい。

 

 

あやめ

 

今回のソロ、今までで一番好きかもです。音の心地よさがすごい。
考察が苦手なシゲ担なので、そのへんは他の皆さんに任せるとして……
個人的にすごいと思ったのは、その歌詞がものすごく抽象的であることでした。
前回の星の王子さまは原作(モチーフ元?)があったのですが、今回は全くないわけですし。

創作する人にとって、一番難しくて恐れていることは「伝わらないこと」だと思っています。創作者の多くは自分の頭の中には伝えたいものの前提があるから分かるけど、読み手には分からないんじゃないかと恐れて、どうしても言葉を多くしたり写実的にしてしまいがちだと思うんです。
でも加藤さんは今回、そのギリギリを突いてきている。言葉を減らし、抽象的でいて難解ではない。のに、深い意味が感じられる。それってめちゃくちゃすごいことで。分かるけど完全に分からないものを作れることはほんとにすごい。
なんかもう、すごいしか言えない自分が恥ずかしい!でもめっちゃすごい!テキストもすごいのに曲もめっちゃ良い!最高!

加藤さんの柔らかで包み込むような歌声を聴いていると、よく宇宙空間のイメージが浮かびます。泣きたくなるくらい美しい宇宙空間で胎児のように丸まりながら、1人ぼっちで漂っているようなイメージです。
小説もそうですが、「痛み」を表現することに長けている人なんだな、と思います。「痛み」をさらけ出して、「痛み」に寄り添う人だな、と。

 

 

私が初めて買ったNEWSのアルバムは「QUARTETTO」でした。それを聞いて一番に「加藤さんはいろんな色の歌声を持つ人だな」と思って。燃える声、包み込む声、甘い声……曲ごとに違う色が見える、そんなアルバムでした。
今回の「NEVERLAND」ではあまり色の種類は感じられなかったけれど、今度は曲ごとに違う「表情」が見える歌声だなと強く感じました。
上手くなった、と言うと何様だよってカンジですが!でもこんなペーペーが聞いても「あ、変わったな」と思えるのがすごい。
またもっともっと加藤さんの歌声、紡ぐ言葉が好きになったアルバム「NEVERLAND」でした。
コンサートも楽しみです!

 

 

 

 

 

 

ざわついてるアレコレのこと

 


とりあえず今思っていることを記録。
(※主観まみれ)

 

 

 

 


例のことを知ったのはけっこう最近で、ツイッターヘビーユーザーで常にTLを見ていたにもかかわらず、知りませんでした。カケラもRTで回って来なかったんです。私がツイッターでフォローさせていただいている方々は本当に良い人ばかりなんだろうなあと思います。ただやっぱり多少のざわつきは感じていて。よせばいいのに検索をしてしまって。
私は昔から自担至上主義と言いますか、もちろんグループ全体を応援していて好きであるんですけど、自分の担当を中心に、それに関わるものが好きになっていくタイプなので、まあ今回のことも「うわ〜 大変そう」と遠巻きに感じているというのが正直なところです。
でもこれが自分の担当だったら、今のように落ち着いてはいられないんだろうなあとはぼんやりと思ってはいます。
でも人間って、いろいろな面があると考えていて。発言がブレていても、どっちも本心ってこともあると思うんです。社会で生きていき、いろいろなコミュニティに属する中で、そのコミュニティごとに性格や発言を変えていくというのはどの人間にもあるんじゃないかなあ、と。学生の場合だと、親のことは好きで尊敬しているけど友達にはちょっと悪く言う、みたいな。そこまで思ってない愚痴をちょっと盛って言う、みたいな。だからそういうところで「裏の顔は〜」とか「本性は〜」とか言うのはちょっと違うかなあ、と。人づてに聞いたことで、しかもネットに書かれた文章ですから、ニュアンスが含まれていないただの文章なので、けっこう盛られてると思うんだよなあ。ラジオの書き起こしでさえも、違う印象で伝わってるなあと思うことありますもんね。
でもまあ音声やら写真やらが出回っていることは、悲しいなあと思います。ちょっと前のラジオでありましたけど、やっぱり「友達の選択」って私のような一般人よりも遥かに難しいんだろうなあ〜。
あといろいろなエピソードを読んであまり違和感がなかった自分に対しても、なんかモヤっとしたというか。そこまでギャップ、感じなかったんです。ファンなのにこんなに流されやすいのかと憤りを感じると共に、辛くて見ることができなかった過去ライブMCとか突然泣き出したことに対して何で泣いていたか今だにわかっていなかったこととか、他局で番組名出しちゃダメでは?とかまだ解禁前っぽいけどそれ言っていいの?とか前々からソワッと感じていたことがあって。いやでもその言動自体が悪いとかでなく、まあどちらかというと「いじられ側」ではなく「いじり側」の人なんだろーな〜みたいな、どんな人間もそのどちらかに分類されるしな〜みたいな、そんな感じでフワッと思っていて。でもそこに付け込まれたというか、突かれたんだな、というか。「たしかにそうなのかも?」と思ってしまった自分の浅さと性格の悪さと流されやすさに悲しくなりました。
でもギャップを感じなかったということは、マイナスにもならなかったということで。誇張されて煽るように書かれているものばかりで話半分に読んでたこともあって、悪い人だとは思わないし嫌いにもならなくて。いろいろ読んでしまったにもかかわらず、応援するスタンスや気持ちが変わらなかったのは良かったなあ、と思いました。
ただ、全てが憶測で、主観的で、感情的で、個人の価値観がゴリゴリに出ている問題なので。必要以上に掘り出したり誹謗中傷をしたり大きく騒いだりっていうのは、やっぱり違うと思っています。
だから私は彼らの紡ぐ言葉、音楽、パフォーマンスだけを受け止めて、アルバムとライブを全力で楽しむだけだなあと。今までも好きだったし今も好きだしこれから出されるものも絶対好き。
ただ、活動の幅が狭まりませんように、と願うばかりです。それだけが心配です。