加藤シゲアキさん主演ドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」を見て思ったことなど。自分語りです。
ドラマを見るまでは「加藤さんが主演ってことはたくさん映るなあ~。パパ役だし、エリカ様との身長差もぴったりだし、楽しみだなあ~」と1ファンとして加藤さん(と小山さん)の雄姿を見届けようと楽しみにテレビの前に座っていた。
自分が網膜剥離の経験があることも「共通点じゃん!ラッキー。これをきっかけに検診受ける人増えればいいなあ」なんて、軽く考えながら。
最初のキラキラ笑顔の、ちょっと熱血すぎる加藤さん演じるヨシノリ先生は眩しくて眩しくて、「はぁ~、素敵な笑顔だあ~」と楽しんでいたが、後半からそんな気持ちは一切なくなってしまった。
あまりにもリアルな、飛蚊症や歪んだ視界の、視力が失われていく描写。
右目の網膜剥離。もう片方も網膜剥離になるのは4人に1人。朝起きたら失明しているかもしれないという恐怖。暗闇。
全てが、恐ろしかった。今でも思い出しただけで心臓がドキドキして不安で涙が出てしまう。
網膜剥離って、大変な病気だったんだ、と怖くて怖くてたまらなかった。
人よりちょっと近視がひどくて、偶然検診を受けて右目に網膜剥離が見つかって、でも剥がれて水が溜まったのは眼の下部だったから広がることもなく、手術をするまでもなく自然に水が無くなっていた。
自覚症状もなく自然治癒で、めちゃくちゃ油断していたのだ。3か月ごとくらいしか行かなくていい検診も、病院が遠いとか電話が嫌だとか面倒がってサボっていた。
このまま油断したままだったら、再発しても早期発見は難しくなっていたと思う。
今めちゃくちゃ怖いし不安だけど、明日は日曜日で予約の電話はできないけど、ドラマを見たことでこういう自覚が持てて本当によかった。
私はきっと加藤さんが出ていなかったらこのドラマは見ていなかっただろう。加藤さんが度々言っていた「ドラマでやる意味」ってこういうことなのかもしれない。
ということをドラマを見て思った。
今も怖くて怖くてめっちゃ不安だから、紛らわすために書いてみました。
正直ドラマは恐怖でオタク的に楽しめなかったけどブルーレイ注文した。2回目はもっと落ち着いて見れるかもしれないなあ
まだまだ24時間テレビ、楽しむぞ~!!